小学生サマーチャレンジ『トライアスロン体験 in 川島小』
※長野県 令和6年度「地域におけるスポーツ活動拠点構築(補助金)事業」
後 援 辰野町 辰野町教育委員会
協 力 長野県トライアスロン協会 辰野町立川島小学校
期 日 2024年(令和6年)7月27日(土)
場 所 辰野町立川島小学校
2028年に長野県で開催される「信州やまなみ国スポ(国民スポーツ大会)』で正式種目として、諏訪湖で実施されるトライアスロン競技をたくさんの方に関心をもってもらい、実際に子ども達が楽しみながら体験することで、普段やっているスポーツ以外の競技の魅力や醍醐味を感じてもらい、目標に向かって頑張ること得られる満足感・達成感により、さらにスポーツを好きになってもらうことを目的に計画しました。
併せて、令和7年3月をもって長い歴史に幕を閉じる川島小学校へ多くの方に来ていただくことで、地域の子ども達を育ててくれた学校に感謝の気持ちを込めたメモリアルイベントとしました。
辰野町でのトライアスロンイベントは初めの開催となります。
今回は町内だけでなく、松本市、塩尻市、岡谷市、箕輪町、中川村、松川町から15名の小学生に参加いただきました。
オープニングセレモニーでは、来賓の武居町長、宮澤教育長、また会場となった川島小学校の牧野校長先生からご挨拶をいただきました。
また、本イベントには国内外で活躍されている辰野町出身のトライアスリートの瀬戸郁美選手(順天堂大学)に特別参加いただき、実演や指導をいただきました。
この体験会はトライアスロン競技の3種目すべてを楽しみながら体験する内容となっています。
最初の種目はプールを利用した『スイム』です。
ただ泳ぐのだけではなく、様々なトライアスロン特有のシチュエーションを体験します。
①水中に浮いた状態からのスイムをスタートする『フローティングスタート』
②ビート板で波を立てて、その中を泳ぐ
③目標となるブイの位置を確認しながら泳ぐ『ヘッドアップ』
④ゴーグルにティッシュを詰めて、視界が遮られた状態で真っすぐ泳ぐ
次は『バイク(自転車)』になるわけですが、実際の競技だと水着からの着替え(トランジション)を行ってからバイクに移行します。
最初にこのトランジションについて、瀬戸選手から説明を受けてから、ヘルメットの早かぶりゲームを行いました。
『バイク』では走りながらの乗車、降車の方法、ブレーキング、スラロームなど、公道で行われることが多いバイクレースに必要な技術を学びました。
また、長野県トライアスロン協会が用意してくれたレース用のロードバイクの試乗も行いました。
最後に『バイク』から『ラン』へのトランジションの説明と練習をして、実際にバイクでコースを走ってからそのままランへの移行を行い、ゴールまで走り抜きました。
参加してくれたほとんどの子ども達がはじめての体験となりました。
トライアスロン競技の中で行われるいくつかの場面を切り取って体験してもらったので、中には難しかったり大変だった部分もありましたが、参加した皆さんはゲーム感覚で楽しんでいただけよう良かったです。
今回のこの体験会がきっかけとなって、さっそく競技会にエントリーしたお子さんもいたようです。(長野県トライアスロン協会からの情報)
辰野町は瀬戸郁美選手の出身地でもありますし、今回のような体験会であれば海や湖が無くても、また公道を走らなくても開催することが可能ですので、今後も継続できればと考えております。
今回会場として使用させていただいた川島小学校は大自然に囲まれているせいか、町場より多少涼しく感じるたこともあり、本イベントの開催には絶好の環境でした。
校舎をはじめ体育館やプールなどは、閉校しても少し手を入れることでスポーツ合宿などの拠点としても活用ができるのではないでしょうか。
今回ご参加いただいた皆さん、ご後援、協力・支援をいただいた皆さまに心より感謝を申しあげます。
瀬戸選手の今後の活躍を心から期待しております。(スタッフ一同)