児童たちがパラスポーツの体験を通じて、体が不自由な方や障がいを持った方への理解を深めて、親子で多様性や共生社会について考えていただくことも目的に、辰野東小学校のPTA行事「あさひ親子学習教室」においてパラスポーツ体験を実施しました。
第1部は『車いすバスケットボール』です。
長野県障がい者スポーツ協会より山口さん、月岡さんの2名を講師としてお招きして、お子様でも安全に乗ることができる補助輪のついた体験用の車いすを使用して体験していただきました。
まずは車いすの操作の仕方からはじまります。前進、バック、カーブ、回転などの基本動作を練習してから、シュート練習を経てみんなでミニゲームを行いました。
最初はなかなか得点が入りませんが、だんだん慣れてくると得点が入るようになってきました。
車いすを操作しながらバスケットボールを行うことは想像以上に大変だったと思いますが、児童さんたちは思い思いに車いすを操作してゲームに関わることができました。
第2部は『ボッチャ』です。
ここからは保護者の方にも実際に体験していただきました。
年齢や性別、また障がいの有無に関わらず、一緒に楽しむことができるボッチャは誰にでも活躍できるチャンスがありますし、一人の一投によって展開が大逆転することもあるので盛り上がります。
単なるゲームとして捉えるだけでなく、車いすにのって毎日生活すること、また何をするにもどれだけ大変かを想像して、一人一人が考えてもらえるキッカケとなればと思います。
参加された児童、保護者の皆さん、また、このような機会をご計画・準備いただいた辰野東小学校PTA役員の皆さんありがとうございました。